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身近な人が亡くなった時の相続手続きと届出のすべて
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身近な人が亡くなった時の相続手続きと届出のすべて

内容紹介

身近な人が亡くなったあとの1年間は、やるべきことがたくさんあります。
本書は、家族や親族が亡くなった時に必要となる手続きと届出をわかりやすく解説しています。

身近な人が亡くなった時、葬儀や埋葬のほかにもやるべきことはたくさんあります。

死亡届の提出
年金の受給停止
健康保険被保険者証（健康保険証）の返却
実印の登録証や免許証、パスポートの返却

などの公的機関への手続きや届出だけでも、たくさんのことを行わないといけません。

故人の残した財産を相続人でどう分割するのか、いわゆる「財産分け」も重要なテーマです。また、各種公共料金の引落し先の変更が必要なケースもあるでしょう。

相続税を納めなければならないとなれば、その対応も不可欠です。

本書では、それら手続き・届出の主なものについて、まったく初めての人でも理解できるように平易にまとめました。

まず、4・5ページに挙げた「1年間の全体のスケジュール」で葬儀から一周忌まで、相続についてやるべきことを押さえておきましょう。（「身近な人が亡くなったあとの1年間は、やるべきことがたくさんある」より抜粋）

第1章　急を要する手続き・届出と葬儀のポイント
1-1：死亡診断書・死亡届は７日以内に市区町村役場に提出
1-2：火葬許可申請書は死亡届と同時に提出する
1-3：世帯主の変更届は必要なケースと必要ないケースがある
1-4：身近な人が亡くなった直後に市区町村役場ですべき主な手続き
1-5：ひとり親家庭となるケースは児童扶養手当の受給手続きを！
1-6：葬儀やお墓、埋葬方法の基礎知識
1-7：葬儀社選びは、病院からの紹介のほか故人の生前の意向で決める
1-8：葬儀に関する費用の税務処理と節税のしかた
1-9：お墓を改葬する場合の方法と手続き

第2章　年金・保険・銀行などもれなく押さえておきたいお金まわりの手続き
2-1：公的年金のしくみと遺族年金の手続きを押さえる
2-2：亡くなったあと、すみやかに行う年金の受給停止手続きと未支給分の請求
2-3：遺族基礎年金がない場合は寡婦年金・死亡一時金が受給できる
2-4：健康保険の資格喪失手続きは14日以内にすませる
2-5：手続きをすれば必ずもらえる葬祭費と埋葬料
2-6：個人の高額療養費の申請も忘れずに！
2-7：介護保険と介護サービスへの対応と手続き
2-8：銀行口座の取り扱いと処理の最新事情
2-9：クレジットカードはどうする？各種カードの解約の方法
2-10：ネット関連のアカウント処理も忘れずに！

第3章　揉めずに進める遺産の整理と相続の手続き
3-1：遺言書の種類と確認のしかた
3-2：相続人が誰かを確認・特定する
3-3：相続財産として「何が」「どれくらい」あるか特定しよう
3-4：それぞれに長所・短所がある遺産分割のやり方と手順
3-5：揉め事をなくすため遺産分割協議書を作成しておこう
3-6：不動産は登記の変更が必要なケースもある！
3-7：相続を放棄するなら3か月以内に！
3-8：旧制に戻したい！復氏届の申請のしかた
3-9：姻族関係終了届を申請する場合の留意点
3-10：遺品整理は絶対に残したいものを仕分け、形見分けは相手の負担を考慮

第4章　相続税、所得税などの税金まわりの基礎知識
4-1：4か月以内に故人の所得税の確定申告を行う
4-2：10か月以内に相続税の申告・納付を！
4-3：税額計算のために必要な評価額の考え方
4-4：相続財産の評価と税額計算の基礎
4-5：利用しやすい相続税軽減策「生前贈与」の課税方法
4-6：相続財産別の確認・保管・処分の方法
4-7：相続税額がゼロでも申告が必要な特例措置は再確認
4-8：贈与税も踏まえた相続税節税の基礎知識
4-9：相続を受けた人の所得税と確定申告について
4-10：会社の社長が亡くなった時の株式の扱いと事業継承税制
4-11：税務署と公共機関は故人の情報を共有している

第５章　こんな時はどうする？相続手続きＱ＆Ａ
5-1：あとになって財産が出てきた時の税金と登記はどうなるの？
5-2：あとになってから相続人が現れたらどうするの？
5-3：相続税の申告ができなかったり払えなかったらどうなるの？
5-4：誰も相続しない場合、法定相続人がいない場合はどうなるの？

●身近な人が亡くなった時の「申請書・帳票」一覧
●円満相続を支援する税理士の会